アトリエカルトナージュ・サティフィカコースの課題サンプルがまた一つ完成しました。
今回作ったのは「マガジンラック」です。
かなり大きな作品なので使う生地を迷いましたが長年温めていた生地を使って「ネオクラシック」なテイストで作ってみました。
使ったのはイタリアのフォルナセッティの生地。
以前にもブログでご紹介したことがあるのですが、クラシックなモチーフを個性的にアレンジしたネオクラシック調のデザインが得意なブランドのヴィンテージの生地です。
ローマ風の回廊が一面に描かれた個性的な柄でとても大柄なうえに個性が強いのでなかなか使う機会がなかったのですが、今回思い切って使ってみることにしました。
丁度回廊のアーチが二つ収まっていい感じです♪
サイドにはティムニー&ファウラーのB&Wのストライプの生地を。
肉厚の綿生地ですがサテンのような光沢があります。
同じストライプの生地でもやはり合わせる生地と質感を合わせたいと思いこの生地を選びました。
仕切りを兼ねた取っ手には黒の麻生地を使いました。
画像ではわかりにくいのですが、取っ手の縁の帯と内貼りには黒のサテンのクロス紙を使っています。
クロス紙ながら繻子のような美しい光沢があってなかなか素敵な素材です。
生地はこのような柄ゆきになっています。
ストライプの生地を合わせるとさらにシャープな印象になりますね。
大好きな生地をやっと使うことができて幸せです♡
サティフィカの課題であるこのマガジンラックの取っ手は、四角いタイプとこのアーチタイプのどちらかを選んで製作します。
今回はアーチタイプにしましたが、作ってみて気がついたのですが柄と取っ手がアーチでリンクしていました!
お気に入りの秘蔵生地を使ったので、終始ワクワクしながら作品を製作しました。
本当に楽しかったです!
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