アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた課題作品をご紹介致します。
画像は生徒様からお借りしております。
今回の課題はドゥゼーム(中級)の課題「鏡付きの箱」です。
本体の左右の側面が傾斜していて蓋裏には鏡が付けられている凝った課題となります。
とても美しい作品に仕上げられました。
蓋上には窓を開けて装飾を覗かせる決まりですが、楕円の窓からは美しい刺繍が覗いています。
当アトリエでご用意させて頂いたミシン刺繍ですが、そのイメージ通りに合わせる素材も吟味されてこれ以上ない選択で素晴らしい作品に仕上げられました。
蓋に使う素材はクロス紙の決まりですが生成りの麻のクロス紙を使われています。
内側に使われた柄生地はリバティのタナローン「スリーピングローズ」です。
色のトーンがぴったりでセンスあふれる選択だと思います。
雲形の窓から鏡が覗きます。本体には交差した仕切りが取り付けられています。
隅々まで丁寧に美しい仕上がりで、これまでレッスンで学んで頂いたことが実践されていて本当に嬉しく思いました。
勿論素材の美しさも素晴らしいのですが、それを丁寧な仕事で仕上げて頂いたことが作品をさらに素敵に見せています。
後ろから見てもとてもきれいです。
ワッフルのような織りの白い麻生地がまた美しいですね。
白とベージュの組み合わせは私もとても好きですが、上品でとても素敵です。
今回でドゥゼームの課題は全て修了され、あとは自由課題の提出だけとなりました。
自由課題の作品も楽しみにしております。
お疲れ様でした。
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