アトリエレッスンで生徒様が作られた作品をご紹介させて頂きます。
今回の課題は「ブックスタイルの手紙入れ」。
ブックスタイルとは言っても、二枚のカルトンを帯で繋ぐ少し凝ったデザインで、手間がかかる分、完成すると必ずご満足頂ける作品です。
素材はスキバルと紙。
今回は渋めの赤のスキバルに香水瓶が一面に描かれたプリントペーパーをお持ち頂きお作り頂きました。
香水瓶のイラストがとても素敵で、かっちりとした作品も柔らかい雰囲気になりました。
内側です。
蓋裏にはポケットがあり、本体には仕切りがあります。
今回初めて本格的な仕切りの付け方を学んで頂きました。
仕切りは作業としてはなかなか大変なのですが、やはりこの方法で作る仕切りは安定感があり見た目もかっちりとして美しいです。
小さい方の仕切りはハガキが丁度納まるサイズです。
個人的にもこの作品のデザインがとても好きです。
ブックスタイルなので立て掛けての収納もでき、今でも二つも愛用しています。
紙とスキバルの作品は一度貼ったら貼り直しができないので、糊の量や伸ばし方、紙の貼り方などはコツと経験値が必要ですし、「角」の美しさが身上だと感じるのでやはり作業の丁寧さが求められると思います。
紙とスキバルの作品はこれまでもかなりお作り頂いている生徒様なので今回もとても美しく仕上げて頂きました。
次回の作品も楽しみにしております。
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