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中原淳一の生地で

最近YUWAさんの「中原淳一モダンコレクション」の生地がお気に入りです。

中原淳一さんは戦前から少女向け雑誌の挿絵画家として活躍されていた方で、終戦直後には夢のある女性誌「それいゆ」を創刊するなど、常に女性に向けて美しい装いや生き方を提案して来られました。

彼のイラストを見ていると単なるおしゃれな絵というより、「装いも含めて素敵な生き方をなさい」というメッセージ性を感じ心が豊かになる思いがします。





YUWAの中原淳一モダンコレクションの中から大小の水玉模様のモチーフと女性のイラストを組み合わせた生地を使ってダストBoxを作りました。

イラストが映える広い面のあるものをと思い手元にあったアトリエカルトナージュのダストBOXのキットで。

この生地は何色かのバージョンがあるのですが水色を選びました。











内側は水玉模様にリンクさせて黒地に白の細かい水玉模様の生地で。















この生地は赤い洋服を着た女性のイラストも入っているのですが、色を黒とブルーに限定したかったので赤の部分は除いて使いました。







こちらは少し前にフレンチメゾンデコールのキットで作った作品です。

同じシリーズの生地を使っています。

この生地もとても好きな生地です。











こちらは手持ちの中原淳一さんにまつわる書籍。

たまに出してきてイラストを眺めています。

美しさとはただ綺麗な装いをするということではなく暮らし方も含めてもっと奥の深いものだということを教わる思いです。








中原淳一さんの生地を使う時は、彼のスピリットに恥じないように素敵に作品ができるように心して作品作りをしています。









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