ビジャー香代子先生の新作のレッスンを受講致しましたのでご紹介させて頂きます。
今回も製図から作るとても凝った形の作品で、「ボアット アーク ドゥ アコラード」という名前のそれは素敵な箱です。
今回はオンラインで受講したので素材は自身で選びました。
曲線と尖った部分が組み合わされたエレガントなラインが箱の形と側面の装飾、蓋の取っ手に用いられています。
今回はクラシックなラインに合わせてmftaのアールヌーヴォー調の柄の生地を使い、柄の一色・白のクロス地を合わせています。
思ったよりも無地の部分が多くしかも白を選んだので仕上がってみるとぼんやりした印象だったので、全体を引き締めるためにシルバーの細いブレードをラインに沿って巻きました。
少しシャープさが加わったかな、と思います。
蓋の取っ手部分に丁度花の柄が収まりました♪
地味ながらこの生地の柄が大好きなのです。柄の差し色のゴールドも良いアクセントになっています。
ビジャー先生によりますと
この箱のデザインに採用された先が尖ったアール状のラインは「Arc en accolade」と呼ばれゴシック建築によく見られる形だそうです。
窓やドアの上の装飾によく用いられていたようです。
製図から作る作品はどれもそうですが、製図の正確さが求められます。そして正確なトレースやカットも。
今回の製作工程も大変ではありましたが、手間をかけた分やはり仕上がってみると本当に素敵な箱です♡
Comments