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サティフィカレッスン シャルニエの箱


アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスン課題を完成された画像を生徒様にお送り頂きました。

課題は「シャルニエの箱」。

プルミエ(初級)で初めてシャルニエ(蝶番)を使った箱作りに取り組んで頂く課題です。

復習すればするほどなかなか難しいと感じる課題でもあります。



そしてこちらが完成されたシャルニエの箱です。

モリスのブルーグレーの「マリーゴールド」を使われた美しい作品です。

蓋の柄取りもバランスが良く、よく考えられています。

蓋とつながる本体もきちんと柄合わせをされて素晴らしい!

こうして見ると柄合わせをすることで作品のレベルが数段上がって見えますね。

蓋の前部分のビゾーカットもきれいに出ています。




蓋裏部分も完璧な仕上がりです。

この箱は本体より蓋の方が奥行きがあるのでその分蓋裏の角の処理が目立つことになります。

さらに蓋には綿が入っていて蓋の前はビゾーカットを施してあるのでこの部分の作業はとても難しいのですが本当にきれいに処理されていますね。

蓋裏の柄の配置も表側同様バランスがいいです。

仕切りも「差し色」になっていていいアクセントになっています。

そして何より感動したのはこの内底と背の部分もまた柄合わせをしてあるのです。

なんという丁寧さ!





私の「細かすぎる注文」にいつも的確に応えて下さるO様。

初級の前半としては大変な課題だったと思いますが本当に素晴らしい作品に仕上げて下さいました。

この課題を隅々までこれだけきれいに仕上げるのがどんなに大変なことかよくわかるだけに

完成作品を拝見して心から嬉しく思いました。

お疲れ様でした。











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