ずっと使わずにいた生地・・。もう使うこともないと思われる生地はレッスン課題の製作過程のサンプル作りに使ったりしています。
今回もアトリエカルトナージュのサティフィカコースのレッスン用に不要な生地でパーツのサンプルを作り直していたのですが・・作っているうちに「この生地ってこんなに素敵だったかしら?」と思い始め、製作過程のサンプルどころか作品を完成させてしまいました!
サティフィカコース課題「シャルニエの箱」です。
本体に使った生地はmodaのモリスの生地ですが、茶色地にブルーの花が描かれているもので、生地だけを見ると少し地味ですしそもそも茶色は殆ど使わないので苦手。長いこと使わずにいたのです。
でも柄の花の色と同じブルーの麻生地を合わせてみると、何とも素敵ではないですか!
長い間寝かせていてごめんなさい。
蓋裏にはミシン刺繍した生地を使いました。作り始めたら楽しくなって細部も凝りたくなりました。
生地と同じ色味のブルーの刺繍糸にしたかったのですがこれが一番近いブルーでした。
蓋は無地で何となく寂しいので本体の生地の花の柄部分で楕円のオーナメントを作って貼りました。
何となく使いきれずにいる色柄の生地も一緒に合わせる生地によってグッと素敵になることに改めて気が付きました。とても楽しい発見でした。
「お蔵入り」している生地の中にもまだまだ”お宝”があるかもしれませんね。
さぁ、またサンプルをもう一度作らなくては・・。
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